ごあいさつ

中国四国胸部放射線研究会とは

本研究会は、肺・縦隔の画像診断の専門家および関係者が活発に交流することにより、中国四国における胸部画像診断の臨床および研究のレベル向上させることを目的としています。

広島大学大学院 医歯薬保健学研究科 放射線診断学 加藤 勝也


ご挨拶

この度、中国四国胸部放射線研究会の代表世話人を務めさせていただくことになりました、川崎医科大学総合医療センター 放射線科の加藤勝也です。

本研究会は、1994年に松永尚文先生が立ち上げられた「中国四国胸部画像カンファレンス」を前身とする歴史ある会であり、これを引き継ぐことに身の引き締まる思いです。前任の粟井和夫先生をはじめ、これまで会の運営にご尽力いただいた先生方に心から敬意を表します。この素晴らしい伝統を継承しつつ、時代の変化に合わせた新しい試みも積極的に取り入れていきたいと考えております。具体的には、これまでの熱心な症例検討はそのままに、ベーシックな事から最先端の知見まで幅広く知識を共有できる講演も企画してまいります。会員の皆様が日々の臨床で抱える疑問や課題について活発に議論し、明日からの診療に役立つ知識とスキルを得られる、そのような研究会を目指します。また、施設の垣根を越えた交流が、多施設共同研究のような新たなステップにつながる機会も作っていきたいと考えており、それによる地域全体の胸部放射線医学のレベルアップに貢献できればと願っております。特に、若手の先生方には、この研究会を知識を深め、同じ胸部領域の画像診断に興味がある仲間と出会う場として、大いに活用していただけると嬉しく思います。今後とも、会員の皆様のご指導、ご協力をいただきながら、会の発展に努めてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

 

川崎医科大学総合医療センター 放射線科
加藤 勝也