オンデマンド講演会

オンデマンド講演会はYouTubeにて限定公開で配信中です。お問い合わせがございました方へ動画URLをお送りいたします。ご視聴を希望される方は下記のメールアドレスまでご連絡ください。
なお本会の性質上、講演動画の配信は川崎医学会会員に限りますことご了承ください。
川崎医学会講演会:
kouenkai@med.kawasaki-m.ac.jp

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医学会講演会のお知らせ

第539回川崎医学会講演会

日 時 日時:令和6年7月11日(木)17:30~18:30
場 所 図書館小講堂
座 長 樋田 一徳
演 題 「Building the Biliary Tree from Scratch」
演 者 Prof. Holger Willenbring’sLabo., Dept. of Surgery, University of California San Francisco, CA, USA
Simone Kurial先生(Doctoral Candidate)

The biliary tree is an arboreal network of tubes that drain bile from the liver into the intestine. Extinguishing NOTCH signaling, the master regulator of biliary cell specification, in the liver progenitor cells of mice results in complete agenesis of the biliary tree and widespread cholestatic damage, resembling human cases of Alagille syndrome. Surprisingly, in this setting, hepatocytes spontaneously transdifferentiate to generate a fully-fledged and functional biliary tree. Here, we chart the morphogenetic events governing this process at single-cell resolution and identify the signaling pathways andenvironmental cues uniquely involved in establishing permanent cholangiocyte identity and hierarchical bile duct organization.

※ 総合医療センターにてTV会議システムを介して参加をご希望される方は 7月4日(木)までに医学会講演会HPの予約フォームよりご予約ください。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせ下さい。

第538回川崎医学会講演会

日 時 日時:令和6年6月28日(金)17:30~18:30
場 所 総合医療センター5階カンファレンス室1
座 長 山辻 知樹
演 題 「大腸癌診療~最近の話題~」
演 者 久留米大学 外科学講座 主任教授
藤田 文彦 先生

 現在、大腸癌患者は増加傾向にありますが、その治療法も著しく進歩しています。手術療法は腹腔鏡手術からロボット手術の時代へと変わり、新規治療薬の登場や個々の患者に応じた個別化治療も進んでいます。そして、世界各国から競うように発表される臨床試験の結果から、大腸癌患者へのベストチョイスが模索されているのが現状です。今回は外科医の立場から、最近話題になっている大腸癌診療について述べてみたいと思います。

※ 川崎医科大学にてTV会議システムを介して参加をご希望される方は6月21日(金)までに総合医療センター中央教員秘書室(内線:85141)までご連絡ください。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。

第537回川崎医学会講演会

日 時 日時:令和6年7月12日(金)16:30~17:30
場 所 図書館小講堂
座 長 松田 純子
演 題 「核酸を基盤とした創薬研究
-新型コロナウイルス感染症治療薬開発を例として-」
演 者 徳島大学大学院医歯薬学研究部
教授 南川 典昭 先生

 核酸は創薬研究において格好の素材である。古くは、がんやウイルス感染症に対する代謝拮抗剤の開発、また近年においては、アンチセンスやsiRNAによる遺伝子発現抑制法が新規創薬モダリティーとして注目されている。さらにごく最近になってmRNA創薬が脚光を浴びている。
 我々の研究グループでは、この核酸を基盤とした創薬研究に取り組んでおり、核酸分子に適切な化学修飾を加えることで生理活性の発現や増強に成功している。
本講演では、新型コロナウイルスに対する治療薬開発を目的とした最近の研究(代謝拮抗剤とsiRNA法)について紹介したい。

※ 総合医療センターにてTV会議システムを介して参加をご希望される方は7月5日(金)までに医学会講演会HPの予約フォームよりご予約ください。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。

FD(大学院FD)会・第500回医学会講演会

日 時 2022年4月15日~2022年6月30日
(ポータルサイトを通じた動画視聴)
演 題 「臨床医のための医学論文の書き方に関するFD(大学院FD)会」
演 者 消化器外科学 教授 
藤原 由規 先生

 近年のインターネット社会の発展により、医学論文もネットを通じて投稿される機会がほとんどとなりました。また、従来のDHL等の投稿より時間短縮され、審査も迅速となり採択の可否も短時間で受け取りことが可能となった一方で、情報の氾濫のためか正しい医学論文の書き方をLectureした本、雑誌が少なく、これが若い先生方のハザードとなっているのが現状のように思えます。今回、私がReviewした論文の経験から、正しい医学論文の書き方および方法論を講演いたします。
 今回の講演内容は、臨床データの考え方:前向き研究と後ろ向き研究、論文の骨格と構成についての説明、医学統計に関する基本的な考え方など、何冊かの本を基本として説明いたします。主に英語論文の書き方の説明になるとは思いますが、日本語論文を考えている先生にも十分に活用できるような説明にしたいと考えています。今回のLectureが若い先生方の論文作成の手助けになれば幸いです。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。

※医大図書館にてDVDの貸出しを行っています。