オンデマンド講演会

オンデマンド講演会はYouTubeにて限定公開で配信中です。お問い合わせがございました方へ動画URLをお送りいたします。ご視聴を希望される方は下記のメールアドレスまでご連絡ください。
なお本会の性質上、講演動画の配信は川崎医学会会員に限りますことご了承ください。
川崎医学会講演会:
kouenkai@med.kawasaki-m.ac.jp

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医学会講演会のお知らせ

第542回川崎医学会講演会

日 時 令和6年10月21日(月)17:15~18:15
場 所 総合医療センター5階 カンファレンス室3
座 長 友田 恒一
演 題 「COPD患者の薬物・非薬物療法」
演 者 大阪公立大学大学院医学研究科呼吸器内科学
准教授 浅井 一久 先生

 慢性閉塞性肺疾患(COPD)は慢性の肺疾患であり、咳・痰・息切れを呈して、徐々にADL(身体活動性)が低下する。身体活動性はCOPDの重要な予後因子であることが知られており、フレイル・サルコペニアを呈しやすいCOPDは、フレイル・サルコペニアによりさらに身体活動性が低下し、COPD患者は負のスパイラルに陥りやすい。
薬物療法としては、気管支拡張薬が症状の緩和に加えて身体活動性の維持に役立つ。他方、非薬物療法として、呼吸リハビリテーションにくわえて、セルフケアマネージメントが重要である。本講演では、COPD患者治療の現状と課題について共有したい。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。

第541回川崎医学会講演会

日 時 令和6年9月2日(月)17:15~18:15
場 所 総合医療センター5階 カンファレンス室3
座 長 友田 恒一
演 題 「何とかしたい咳の話ー咳から見た喘息の治療管理ー」
演 者 名古屋市立大学大学院医学研究科
呼吸器・免疫アレルギー内科学
講師 金光禎寛 先生

 咳は医療機関を受診する契機として最も頻度の高い症状の1つである。8週間以上咳が続く慢性咳嗽の有病率は近年増加傾向であり、喘息は慢性咳嗽の最も頻度の高い原因の一つである。喘息は気道の慢性炎症性疾患であり、気道過敏性亢進と気道リモデリングにより気道狭窄が生じ、咳、喘鳴、息切れといった症状を伴う。喘息の咳は気道炎症、気道過敏性亢進のほか、咳受容体感受性の亢進によっても生じる。また、副鼻腔炎や胃食道逆流症は重症喘息にしばしば合併するだけでなく、慢性咳嗽の原因としても頻度が高い。本講演では喘息の咳に対するアプローチを中心に、喘息の治療管理について解説する。

※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。

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