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過去の講演会
第535回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年3月18日(月)17:00~18:00 |
場 所 | 図書館小講堂 |
座 長 | 松田 純子 |
演 題 | 「先天性代謝異常症に対するin vivo遺伝子治療法の開発」 |
演 者 | 徳島大学薬学部名誉教授 (自治医科大学小児科学客員教授) 伊藤孝司先生 |
近年、脊髄筋萎縮症やレーバー先天黒内症などの遺伝性疾患に対し、AAVベクターを用いる遺伝子治療法が国内外で臨床応用され、ライソゾーム病を含め、中枢神経症状や眼症状を伴う先天性代謝異常症治療への応用が期待されている。本講演では、希少神経難病で、未だ治療法が無い、糖脂質GM2ガングリオシド(GM2)蓄積症(GM2ガングリオシドーシス)や末端シアル酸含有糖鎖蓄積症(ガラクトシアリドーシスとシアリドーシス)に対する、独創的な治療用遺伝子を搭載したAAV9関連ベクターを用いるinvivo遺伝子治療法開発について紹介したい。
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※総合医療センターにてTV会議システムを介して参加をご希望される方は 3月11日(月)までに医学会講演会HPの予約フォームよりご予約ください。
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせ下さい。
第534回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年5月15日(水)18:00 |
場 所 | 総合医療センター5階 カンファレンス室1 |
座 長 | 山辻 知樹 |
演 題 | 「消化器内視鏡検査・治療中に考えていること、 その先に見えたもの」 |
演 者 | 群馬大学大学院医学系研究科 消化器・肝臓内科学 主任教授 浦岡 俊夫 先生 |
消化器内視鏡検査・治療中に医師が考えることは多岐にわたり、患者の症状や病変の評価、手技の精度、安全性確保などが挙げられます。これらの前提には、十分な技術的な準備と患者やメディカルスタッフとのコミュニケーションが欠かせません。その先に見える未来は、医療の進歩に伴うより今より良い内視鏡診療の提供と挑戦です。本講演では、演者の視点から見た内視鏡検査・治療の意義と将来について探ります。
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※川崎医科大学にてTV会議システムを介して参加をご希望される方は5月8日(水)までに総合医療センター中央教員秘書室(内線:85141)までご連絡ください。
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。
第533回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年5月15日(水) 17:00 |
場 所 | 総合医療センター5階 カンファレンス室1 |
座 長 | 瀧川 奈義夫 |
演 題 | 「EGFR遺伝子変異陽性肺がんの個別化医療」 |
演 者 | 京都府立医科大学 大学院医学研究科 呼吸器内科学 准教授 山田 忠明 先生 |
進行肺がんにおける分子標的薬の登場は患者の予後改善に貢献したが、根治は困難である。我々はEGFR遺伝子変異陽性肺がん(EGFR肺がん)を対象に、AXLシグナルの活性化が治療抵抗性に関与することを明らかにした。AXL高発現のEGFR肺がん細胞では、EGFR阻害薬の感受性が低く、AXL阻害薬との初期併用は細胞生存を抑制した。これらの成果を基に、現在、国内治験が進行中であり、EGFR肺がんの“初期治療の個別化”に関する臨床応用が期待されている。
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※川崎医科大学にてTV会議システムを介して参加をご希望される方は5月8日(水)までに総合医療センター中央教員秘書室(内線:85141)までご連絡ください。
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。
第532回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年5月21日(火)16:00~17:00 |
場 所 | 図書館小講堂 |
座 長 | 加来 浩平 |
演 題 | 「Emerging role of mRNA modifications in regulating metabolism」 |
演 者 | Rohit N. Kulkarni先生 Professor of Medicine, Harvard Medical School, Senior Investigator, Joslin Diabetes Center |
The burden of diabetes and obesity is increasing worldwide and health care costs continue to increase to enable a better quality of life for individuals suffering from complications of metabolic diseases. A majority of studies undertaken to investigate the pathophysiology of insulin resistance and beta cell dysfunction have focused on alterations in DNA and protein for gaining insights into epigenetics pathways. This talk will focus on providing examples to fill the gap in our knowledge in the context of the significance of RNA and its modifications (epitranscriptomics) in the regulation of metabolic tissues such as adipose, liver and islet cells.
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※総合医療センターにてTV会議システムを介して参加をご希望される方は 5月14日(火)までに医学会講演会HPの予約フォームよりご予約ください。
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせ下さい。
第531回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年4月26日(金) 18:00~19:00 |
場 所 | 総合医療センター5階 カンファレンス室1 |
座 長 | 猶本 良夫 |
演 題 | 「直腸癌に対する肛門温存術とストーマ」 |
演 者 | 医療法人社団高邦会高木病院 副院長、大腸肛門センター長、地域医療連携センター長 赤木 由人 先生 |
直腸は肛門縁から10㎝くらいの消化管最終の部分です。直腸上部では間膜という脂肪組織が存在し、その中を脈管が走行し最外側を薄い固有筋膜が包んでいます。直腸下部では括約筋(平滑筋と横紋筋)が直腸を取り巻いています。また、その外側の骨盤壁には自律神経が存在しています。直腸癌の手術はそれらの筋膜、神経、筋層に損傷を与えずに根治性が求められています。今回は自身が行ってきた手術を、過去から学んだことを踏まえて紹介させていただきます。
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※川崎医科大学にてTV会議システムを介して参加をご希望される方は 4月19日(金)までに総合医療センター中央教員秘書室(内線:85141)までご連絡ください。
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせ下さい。
第530回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年2月5日(月)17:30~18:30 |
場 所 | 図書館小講堂 |
座 長 | 塩谷 昭子 |
演 題 | 「腸内細菌叢を学ぶ:解析手法と薬物相互作用の2本立て」 |
演 者 | 摂南大学 農学部応用生物科学科 教授 井上 亮 先生 |
腸内細菌叢が関わる研究領域は多岐に渡る。現在では、炎症性腸疾患や大腸がんといった消化器疾患以外の分野でも腸内細菌叢が活発に調べられている。今回は、この腸内細菌叢について2つの話題を提供する。1つ目は、解析手法についてで、研究でも検診でも使われる16S rRNAメタゲノム法と、最近、特に研究領域での利用が活発化しているショットガンメタゲノム法の2種類の特徴を紹介する。2つ目は、腸内細菌叢と薬物についてで、特に薬物が腸内細菌叢に与える影響を、胃酸抑制剤、糖尿病薬、抗菌剤の3つを例に紹介する。
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