会長挨拶

川崎医療福祉学会は、1991年4月の本学開学後まもなく、医療福祉に関わる多くの専門分野に属する教員が主体となって、互いの領域を越えたinterdiscriplinaryな学会として創設されました。

学会活動の主なものとしては、学術報告会(年2回)、教育・啓発的学術講演会(年1~2回)、機関紙発行(和文誌「川崎医療福祉学会誌」と英文誌「Kawasaki Journal of Medical Welfare」-いずれも年2回発行-)などがあります。

医療福祉は、さまざまな領域の学問や職能を基礎として成り立つものですが、特に認識されるべきことは、学問の成果をもって「人に関わる」という点にあります。川崎医療福祉学会は、高度な知識・技術を究めるとともに、人の尊厳を求めつづける学会として機能することを念じている次第です。