Vol.27 No.2 2018

ISSN 0917-4605
目次

総説

精神障害をもつ人々の多様なニーズに対する支援に関する先行研究の検討
―支援の柔軟性への着目と考察にむけて―
宮宇地雄介 長崎和則
中途障害者の生活の再編成に関する先行研究の検討
大島埴生 飯田淳子 長崎和則

論説

ユニバーサルデザインの視点による授業改善の考察
―アクティブラーニングとの関連―
佐藤隆也
ファシリテーターとしての教師の養成
―豊かな心を育む生徒指導の実践者の養成に向けて―
山中信幸
義務教育における食育に科学的根拠のあるパフォーマンス
小野章史 松本義信 小野尚美

原著

旧約聖書の知恵文学における「知恵」理解にみられるスピリチュアリティ
梶原直美
ソーシャルスキルと知覚されたサポート,実行されたサポートが大学生の孤独感と抑うつに及ぼす影響―短期縦断的研究―
福岡欣治
つながりの実感および老年的超越からみた後期高齢者および超高齢者の主観的幸福感
小野聡子 福岡欣治
看護学生のがん,がん患者に対するイメージとその変化
―がん看護学講義および実習前後のレポート内容の比較から―
廣川恵子 大田直実
精神科認定看護師が実践する隔離処遇の患者に対する療養環境調整
服部朝代 山下亜矢子 平松悦子 泉川桂子
特別活動の指導に関する学校現場の多忙感に関する研究
―学校行事に焦点を当てて―
田中真秀 佐久間邦友 佐藤典子
小中一貫教育の設置形態・運営及び教育課程に関する一考察
―創設期における義務教育学校の教育課程等に着目して―
田中真秀 佐久間邦友
「共生」の実現に向けた生徒指導の在り方
―対話的実践の視点から―
山中信幸
水泳中の息継ぎの指導法に向けての基礎的研究(1)
―呼息経路の変更に要する時間について―
原英喜 和田拓真 斎藤辰哉 玉里祐太郎 吉田升 濱田大幹 吉岡哲 小野寺昇
培養細胞を用いた大麦若葉末の炎症性腸疾患抑制作用
奥和之 川崎靖子 三浦紀称嗣 山岡伸
食生活改善にむけた効果的な栄養教室運営のありかたの検討
栗正裕子 武政睦子 寺本房子
回復期リハビリテーションにおける患者の訓練動機づけ尺度の試作版の開発
小池康弘 井上桂子

短報

外国にルーツを持つ児童生徒に対する特別な教育的支援に向けて
國弘保明
生活介護型通所施設における自閉スペクトラム症の示す不適応行動の背景にある機能分析に関する医療福祉学的研究
松本好生
児童相談所保健師に必要な専門的能力
―児童相談所所管部門と保健師統括部門の比較―
石井陽子 二宮一枝
高校生の自傷行為に対するスキーマと対人ストレスの関連
井村亘 石田実知子 渡邊真紀 小池康弘
高校生の精神的健康に対する教師サポートと対人ストレスおよび怒りへの対処行動の関連
渡邊真紀 石田実知子 井村亘 小池康弘
聞こえの困難さを訴える成人症例2例の聴覚情報処理の特徴
八田徳高 福永真哉 太田富雄
たんぱく質欠乏食がマウスの肝臓及び血清脂質に及ぼす影響
中村博範
振動装置とスライドレールを使用した運動器具の開発
石田弘 末廣忠延 渡邉進
地域在住後期高齢者における座位行動時間と移動能力との関係
菱井修平
病院外来部分のピクトグラムの改善事例
合田喜賢
病院プロジェクトを通じたホスピタルデザイン教育の実践
森絵美 合田喜賢 岩藤百香 中村俊介 松本正富 平野聖 青木陸祐

資料

知的障害者の結婚と子育ての困難さに関する家族への支援体制の文献的検討
杉本明生 末光茂
ソーシャルワーカーによる傾聴の意義と今後の課題
吉田護昭
児童相談所保健師の活動と役割に関する文献的考察
石井陽子 二宮一枝
看護学生による紙おむつでの排泄体験の内容と学び
白岩千恵子 小薮智子 竹田恵子
A 大学における公衆衛生看護学実習体験と技術到達度の実態
―実習年度と実習地域による比較―
西田洋子 富田早苗 石井陽子 波川京子
老年看護学実習に毎日繰り返し行うフィジカルアセスメントを導入した学生の学び
西村直子 前田恵利
看護学生の「健康教育」実践力を実習で育成する方法
―公衆衛生看護学実習における学生・指導保健師の評価比較―
田中富子
医療用麻薬の使用に対するがん患者の思い
村上大介 廣川恵子
医療福祉系学生の文章表現に関する意識調査
根来麻子 宮川健
道徳の指導資料に関する一考察
田中真秀 佐久間邦友 佐藤典子
バランスボールを用いた有酸素運動時の指示の有無が呼吸代謝応答に及ぼす影響
脇本敏裕 斎藤辰哉 門利知美 高尾俊弘
キャリア・デザイン教授法の展開
―「自己概念」の誘引的方法の探究―
今林宏典

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