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過去の講演会
第155回 川崎医学会講演会
::日 時 | 平成20年8月26日(火) 16:00・17:00 |
::場 所 | 図書館小講堂 |
第8回川崎医学会誌論文賞
「db遺伝子による肥満糖尿病発症の分子機構の解明」
-db遺伝子負荷が膵β細胞機能に及ぼす影響-
内科学(内分泌・糖尿病) 臨床助教 菅田 有紀子
db遺伝子が膵β細胞機能に及ぼす分子機構を明らかにするため、db遺伝子ホモ接合体(db/db)マウス、db遺伝子ヘテロ接合体(db/m)マウス、正常コントロールマウス(m/m)マウスを用いて、膵β細胞における遺伝子の発現様式を特異的に解析し、比較検討した。
「C型肝炎における鉄代謝異常と肝発癌」
内科学(肝・胆・膵) 教授 日野 啓輔
C型肝炎ウイルスタンパクはミトコンドリア障害を惹起し活性酸素を産生するが、この活性酸素により鉄代謝ホルモンであるヘプシジンの転写が抑制され鉄過剰状態が引き起こされる。鉄過剰状態は酸化ストレスを更に増強し、酸化的 DNA 傷害を経て肝発癌を引き起こす。