川崎医学会講演会

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 第161回 川崎医学会講演会

::日 時  平成21年2月25日(水) 16:00・17:00
::場 所  図書館小講堂

「ミトコンドリア病のエネルギー代謝異常の分子機構
 -ミトコンドリア病におけるタウリンの役割-」

日本医科大学大学院加齢科学系専攻細胞生物学分野教授
太田 成男 先生

 ミトコンドリアのエネルギー代謝異常により重篤なミトコンドリア病が発症する。ミトコンドリア病の四大病型のなかのMELAS、MERRFはそれぞれtRNA-Leu(UUR)とtRNA-Lys遺伝子の点変異が病因である。その発症の機構を解明すると、これらのミトコンドリアtRNAのmRNAを認識する場所にはタウリンが結合しており、必須な役割を果たしていることを明らかにした。さらに、病因の点変異によってタウリンがミトコンドリアtRNAに結合できなくなり、ミトコンドリアtRNAの識別異常が生じ、その結果ミトコンドリアのエネルギー代謝異常につながることを明らかにした。さらに、タウリンを用いた治療法の可能性について議論したい。

  



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