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過去の講演会
第165回 川崎医学会講演会
::日 時 | 平成21年7月1日(水) 17:00・18:00 |
::場 所 | 別館6階大会議室 |
::座 長 | 柏原 直樹 |
「血管内超音波法による冠動脈組織性状診断」
内科学(循環器) 准教授 大倉 宏之
生体における冠動脈プラークの診断には血管内超音波法が主に用いられている。不安定プラークの特徴として、病理学的には脂質コアとその表面をおおう薄い(<65μm)線維性被膜の存在があげられる。本研究では、高解像度の光干渉断層法により不安定プラークと診断された冠動脈プラークが超音波組織性状診断によりいかなる特徴を有するかについて検討したので報告する。
「がんに対する活性化自己リンパ球移入療法」
臨床腫瘍学 教授 山口 佳之
がんに対する手術療法、放射線治療、化学療法に続く第四の治療として、活性化リンパ球を用いた免疫療法の開発研究に携わってきた。本項においては、その開発の歴史と現状および今後の展開について報告する。