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第229回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成24年3月9日(金) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 勝山 博信 |
「プロテオミクスを活用したHIV-1感染制御因子の探索」
横浜市立大学医学部微生物学
教授 梁 明秀先生
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)感染症の成立には、感染細胞内における宿主タンパク質とHIVタンパク質間の機能的相互作用が必須であり、そのものがウイルスの増殖・生活環、および病原性発現機構に重要な役割を果たす。我々は、網羅的なヒト全長タンパク質ライブラリーを活用することで、ウイルスタンパク質と相互作用する宿主因子を探索し、ウイルス粒子形成に至る各ステップにおけるウイルス・宿主因子複合体の細胞内ダイナミズムを解析している。特に、宿主プロテインキナーゼやフォスファターゼによるHIVタンパク質のリン酸化/脱リン酸化の制御について解析を行っている。本講演ではコムギ無細胞タンパク質合成系を用いたHIV-1粒子産生を規定する宿主因子の探索例を紹介しつつ、ポストゲノム時代におけるウイルス研究の今後の展望や問題点などについて議論する。