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第237回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成24年9月10日(月) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 本館5階カンファレンス室3 |
:: 座 長 | 日野 啓輔 |
「Regulation of FOXO3 by HCV and Alcohol. A viral path to inflammation and hepatocellular carcinoma」
Steven A. Weinman, M.D., Ph.D.
Professor of Internal Medicine
Division of Gastroenterology and Hepatology
Director, Liver Center
University of Kansas Medical Center
Weinman先生はC型肝炎ウイルス(HCV)がミトコンドリアを傷害して、活性酸素種を産生し、肝臓に酸化ストレスを引き起こすことを初めて報告した研究者です。今ではC型慢性肝炎の進展ならびに肝発癌に酸化ストレスが重要な役割を果たすことはよく知られた事実ですが、Weinman先生らの研究によりこの分野の分子機構がかなり解明されてきました。具体的にはHCV蛋白によるミトコンドリアへのCa2+の流入促進やミトコンドリア内膜における電子伝達系複合体Iの障害などを明らかにされてきましたが、本講演ではHCVとアルコールによる肝炎の進展ならびに肝発癌における転写因子FOXO3の制御機構についてお話していただくことにしています。酸化ストレスの分子制御について興味あるお話が聞けることと思います。