オンデマンド講演会
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川崎医学会講演会:
kouenkai@med.kawasaki-m.ac.jp
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第492回川崎医学会講演会
演 題 | 「新しい限局性前立腺癌の診断・治療 について ーUltra focal HDR-BTの試みー」 |
演 者 |
泌尿器科学 特任教授 宮地 禎幸 先生 |
前立腺癌は高齢化、食生活の西洋化とPSAスクリーニングにより急増している癌である。しかし、緩徐に進行するものが多く、PSA値のみで生検を施行するのは過剰診断、過剰治療の危険性を伴う。近年マルチパラメトリックMRIにより「臨床的に重要な癌」の診断能が向上している。それに3年前に導入したMRI 超音波画像弾性融合下前立腺生検システムを併用することで、「臨床的に重要な癌」の検出能が向上している。さらに同システムを治療に応用することで「臨床的に重要な癌」の病巣のみに高線量率組織内照射(high-dose-rate brachytherapy: HDR-BT)を施すfocal therapyが可能となった。現在、放射線画像診断学と放射線腫瘍学と共同で行っている本邦初のUltra focal HDR-BTの現状も含めて概説する。 |