オンデマンド講演会
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川崎医学会講演会:
kouenkai@med.kawasaki-m.ac.jp
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第504回川崎医学会講演会
演 題 | 「これまでの研究および今後の展望」 |
演 者 | 臨床感染症学 教授 大石 智洋先生 |
我々臨床感染症教室が専門としている感染症の診療には、「診断」「治療」「予防」の3種の柱がございます。 これまでの研究においてそれぞれの柱として、「Mycoplasma pneumoniae (M.pneumoniae)に対し、遺伝子検査を用い、日本全国の小児症例の症例数やマクロライド耐性遺伝子を疫学的に解析(診断)」「M.penumoniaeに対する薬剤感受性試験を行い、実際に使用すべき抗菌薬の指針を検討(治療)」「新型コロナワクチン接種済みの妊婦および生まれた新生児におけるCOVID-19抗体価を検討(予防)」についての研究を行ってまいりました。 今後さらに、「マルチプレックスreal-time PCRを用いた共感染・子宮内感染・川崎病の検討(診断)」「薬剤耐性遺伝子を検出する迅速診断による早期治療への応用(治療)」「細胞性免疫検査を用いたワクチン効果の指標としての応用(予防)」について検討していきたいと考えております。 postコロナの時代にも、感染症に強い川崎学園を構築する事が、臨床感染症学教室の使命と考えておりますので、今後もご指導・ご鞭撻のほど、お願い申し上げます |