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オンデマンド講演会
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川崎医学会講演会:
kouenkai@med.kawasaki-m.ac.jp
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第543回川崎医学会講演会
演 題 | 「ブルガダ症候群(J波症候群)の機序に関する検討」 |
演 者 | 総合内科学3 教授 永瀬 聡先生 |
ブルガダ症候群(J波症候群)における特徴的な心電図波形および致死性心室性不整脈発生の機序として、再分極仮説と脱分極仮説が提唱されており、これまで様々な研究成果が報告され議論されてきた。脱分極仮説の証明は比較的容易ではあるが、ヒトで再分極異常に伴う不整脈基質を直接的に検討することは非常に困難で、これまで未解明であった。演者は、2000年頃から単極誘導記録によるヒト心外膜心筋の再分極過程の評価を続けており、再分極仮説を強く示唆する所見である活動電位の著明な延長及び短縮に伴う不応期のバラツキ、phase 2 reentryを証明し得たので、これまでの研究成果と共に報告する。 |