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第425回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 2018年9月19日(水) 17:30・19:00 |
:: 場 所 | 本館8階大講堂 |
:: 座 長 | 曽根 照喜 |
胸部画像診断の極意
福井大学医学部
名誉教授・特命教授 伊藤 春海 先生
画像診断の極意は、RAP-Cだと考えている。RAP-Cとは、Radiology(放射線医学)・Anatomy(解剖学)・Pathology(病理学)のCorrelationである。Correlationとは集められた情報を個別離散しないように関連付け、新たな情報・知見を生み出すことである。この方法論が肺HR-CTや胸部単純X線画像の読影におけるMr. Chestの開発につながり、わたしにとって画像診断の支柱になっている。本講義では、医師として避けては通れない胸部画像についてRAP-Cによるアプローチを通して画像診断の極意に触れていただき、今後の進むべき道の参考にしていただければと思う。