Menu
- トップぺージ
- 講演会予定
- 過去の講演会
├令和6年
├令和5年
├令和4年
├令和3年
├令和2年
├平成31年
├平成30年
・第434回
・第433回
・第432回
・第431回
・第430回
・第429回
・第428回
・第427回
・第426回
・第425回
・第424回
・第423回
・第422回
・第421回
・第420回
・第419回
・第418回
・第417回
・第416回
・第415回
・第414回
・第413回
・第412回
・第411回
・第410回
・第409回
・第408回
・第407回
├平成29年
├平成28年
├平成27年
├平成26年
├平成25年
├平成24年
├平成23年
├平成22年
├平成21年
└平成20年
- オンデマンド講演会
過去の講演会
第411回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年5月8日(火) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 柏原 直樹 |
「横断的オミクス解析による疾患病態解明とゲノム創薬」
大阪大学大学院医学系研究科 遺伝統計学
岡田 随象 先生
ゲノム配列解読技術の発達により、ゲノム研究のボトルネックはゲノム配列の解読から、解読したゲノム配列の解釈へとシフトした。適切な解釈をもたらす手法として、疾患ゲノム情報を多彩なサンプル集団から取得されたオミクス情報と分野横断的に統合する、「横断的オミクス解析(trans-layer omics analysis)」が注目されている。我々は、先進的に開発した横断的オミクス解析手法を数十万人・100疾患規模で実装し、「どの遺伝子が、どの免疫細胞で、どの免疫疾患の発症に関わっているか」という疾患病態研究の根源的問いに迫る研究活動を行ってきた。更に、疾患ゲノム情報に基づくインシリコ・ドラッグ・リポジショニング治療薬候補の同定が可能なことを証明した。本講演では、遺伝統計学における横断的オミクス解析手法の紹介と共に、今後の人材育成についても議論したい。