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第412回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年5月10日(木)17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 西村 泰光 |
老化制御シグナルを標的とした抗老化薬開発の現状
・不老長寿は実現可能か?・
早稲田大学 人間科学学術院 基礎老化学研究室
教授 千葉 卓哉 先生
老化や寿命は、確率的な生命現象であると長年考えられてきたため、分子生物学的な理解は発生学などと比べて遅れていた。しかし、酵母や線虫において単一遺伝子変異による寿命の延長や短縮が起こることが報告されるようになり、老化の分子機構に関する研究が飛躍的に進んだ。現在では、高等生物においてもインスリンシグナルなど、いくつかのシグナル系が老化や寿命の制御に関わっていることが明らかとなってきている。本講演では、我々の研究成果も含め、それらのシグナル伝達系に関する知見と、その制御物質の探索や作用について概説し、ヒトにおける健康寿命延伸の可能性について考察したい。

