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第408回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年3月13日(火) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 樋田 一徳 |
「大脳皮質-視床投射のシナプス発達における神経活動の役割」
林 周一 先生
Department of Physiology,
Anatomy and Genetics, University of Oxford
大脳皮質5層から視床への軸索投射は、大脳皮質の異なる領域間の情報伝達を仲介する重要な機能をもつと考えられている。
私は、その神経回路の発達機構を解明するために、大脳皮質5層の視床投射神経細胞がもつ特徴的な軸索終末形態とシナプス発達過程を研究している。本講演では、シナプス小胞放出に必要なSNAREタンパク質の一種を大脳皮質5層特異的に欠失させて神経活動を抑制したマウスを用いた研究結果を紹介したい。