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第419回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年7月18日(水) |
:: 場 所 | 別館6階大会議室 |
:: 座 長 | 福永 仁夫 |
「造血細胞におけるシグナル伝達経路の解析」
検査診断学(病態解析) 教授
北中 明 先生
造血細胞の表面にはサイトカイン受容体、抗原受容体など様々な分子が発現し、リガンドとの結合によって細胞内にシグナルを伝えます。これらのシグナルは正常造血の維持に必要であるのみならず、その伝達機構の破綻が造血器腫瘍を引き起こします。本講演では、サイトカイン(EPO, TPO)受容体、抗原受容体(BCR, TCR)、その他の表面抗原(CD38など)を対象として行ってきたシグナル伝達経路の解析、造血器腫瘍の病因究明、治療への応用について概説します。