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第409回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年3月30日(金) 16:00・17:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 生理学2 宮本 修 |
「脳フィットネスを高める豊かな運動プログラム」
筑波大学体育専門学群運動生化学
教授 征矢 英昭 先生
我々は、ストレスを乗り越え前向きに生きるために必要な脳機能とりわけ認知機能を楽しく豊かな運動で育むこと(脳フィットネス)を目指し、動物から人までの橋渡し研究を推進している。運動は、ヨガなど超低強度でも海馬や前頭前野を刺激でき、記憶や実行機能を高める効果を動物と人で証明。その際、動物海馬では血液由来IGF-I、脳由来ニューロステロイド(男性ホルモン)などの作用を経て神経新生や空間認知機能が促進される機構を見出した。高齢者への運動介入では、2年間の楽しい軽運動プログラムが前頭前野の萎縮に歯止めをかけ記憶能を高める効果を見出した。軽運動も、楽しくかつ継続できる豊かな環境設定により認知機能の増進効果を期待できる。