Menu
- トップぺージ
- 講演会予定
- 過去の講演会
├令和6年
├令和5年
├令和4年
├令和3年
├令和2年
├平成31年
├平成30年
・第434回
・第433回
・第432回
・第431回
・第430回
・第429回
・第428回
・第427回
・第426回
・第425回
・第424回
・第423回
・第422回
・第421回
・第420回
・第419回
・第418回
・第417回
・第416回
・第415回
・第414回
・第413回
・第412回
・第411回
・第410回
・第409回
・第408回
・第407回
├平成29年
├平成28年
├平成27年
├平成26年
├平成25年
├平成24年
├平成23年
├平成22年
├平成21年
└平成20年
- オンデマンド講演会
過去の講演会
第407回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成30年2月2日(金) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 山内 明 |
「カエデマウスを用いた、免疫細胞の臓器間移動情報に基づく免疫系の理解」
大阪大谷大学 薬学部 免疫学講座
教授 戸村 道夫 先生
近年、リンパ組織だけでなく、皮膚・腸管などの末梢組織に存在するTregの生体恒常性維持における重要性が明らかになっています。色変換蛍光タンパク質KaedeやKikGRを発現するマウスは、目的部位に紫色の光を照射して細胞を赤色にマーキングし、細胞の臓器間移動を追跡できます(PNAS 2008)。
本講演では、リンパ球再循環、末梢組織から移行する樹状細胞やTregのダイナミックス、皮膚炎部位からの移動情報と単細胞レベルの遺伝子発現解析を組み合わせて同定した、複数の免疫抑制分子を発現する高機能Treg(SciRep 2015)、さらに大腸炎症部位から移行するより強い抑制作用を示すTregについて紹介します(Mucosal Immunol2017)。