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第393回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成29年6月2日(金) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 平塚 純一 |
「ホウ素中性子捕捉療法(BNCT)はがん放射治療に新たな地平を拓く」
京都大学 名誉教授
京都大学原子炉実験所 粒子線腫瘍学研究センター
小野 公二 先生
患者さんに投与したホウ素(10B)薬剤と中性子照射との反応で発生する飛程が極短い粒子でがん細胞を選択的に破壊する治療がBNCTです。この治療は生まれた米国では巧く成長できませんでしたが、日本の研究者によって大きく成長発展しました。世界の50%を超える症例が日本で治療されました。これまでは中性子照射に原子炉が必要でしたが、現在は中性子を発生させる世界初の加速器が我が国で開発され、その臨床試験が進行中です。他の粒子線治療を含むこれまでの放射線治療とは次元が違うBNCTの可能性と魅力についてお話しします。