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第380回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成29年2月7日(火) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 宮本 修 |
「マイクログリアの多彩な機能
-その生理的・病理的な役割について」
愛媛大学医学系研究科分子細胞生理学
教授 田中 潤也 先生
マイクログリアは脳脊髄常在性のマクロファージであり、様々な脳病態において活性化し、死細胞の貪食除去や起炎症性メディエータ放出を行うことから、治療標的として注目されてきた。しかし、マイクログリアには善悪両面の働きがあり、我々は種々の薬物等の利用により、病態時のマイクログリア機能の適正化を目指している。生理的機能では、シナプスの選択的貪食を通じて脳の発達に寄与している。正常成熟脳内でもシナプス貪食に関わり、睡眠覚醒リズムや神経回路のネガティブフィードバック制御に関与することがわかってきており、我々の最近のデータを紹介したい。