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過去の講演会
第404回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成29年11月17日(金) |
:: 場 所 | 別館6階大会議室 |
:: 座 長 | 大槻 剛巳 |
「小児麻酔と麻酔薬神経毒性」
麻酔・集中治療医学2
教授 戸田 雄一郎 先生
近年、全身麻酔を発達段階にある小児に施行すると、遠隔期に学習障害や行動障害を引き起こすという報告が相次いでいる。動物実験ではほとんどすべての麻酔薬や鎮静薬で脳細胞に障害を認め、ラットでは記憶障害が明らかになっている。臨床ではさまざまな形の研究が施行されているが、現在のところ本当に危険なのか安全なのかは定かではない。簡単にひとつの研究で答えをだすのが難しいのがこの問題の特徴である。講演ではその問題点を列挙し、現在までの臨床研究について解説する。