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第401回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成29年9月20日(水) |
:: 場 所 | 別館6階大会議室 |
:: 座 長 | 福永 仁夫 |
「いびき・閉塞性睡眠時無呼吸症の診断と治療
・耳鼻咽喉科医としての関わり」
耳鼻咽喉科学 教授 原 浩貴 先生
閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)は種々の合併症を引き起こすことから、上気道の専門科である耳鼻咽喉科医には、診断・治療に積極的に関与することが求められています。成人のOSAでは解剖学的上気道狭小化、呼吸調節系の不安定性、上気道代償性低下や低い覚醒閾値という4つの構成要素がどの程度の割合でOSAの病態生理に寄与しているかによって様々なOSAのフェノタイプが存在することが明らかにされています。従って、患者毎のオーダーメイド治療として保存的治療から手術まで最適の治療法を選択しなければなりません。そのために、我々は、いびきの音響解析や流体解析など新しい手法を用いて病態評価を試みています。また、小児のOSAでは、アデノイド切除術・口蓋扁桃摘出術の有効性が示されていますが、我々の研究では、適切な時期に治療介入を行わないと術後の成長が不十分になることを明らかにしています。
この度の講演では、耳鼻咽喉科医の立場から、小児から成人まで、いびき・OSA診療にどのような役割を担うべきかにつき、これまでの研究結果も交えてお話させていただきます。