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第398回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成29年7月26日(水) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 柏原 直樹 |
「エキスパートにうかがう医療情報化の最前線:診療情報の研究への利用と医療AIを中心に」
浜松医科大学 医療情報部
教授 木村 通男 先生
診療情報の研究等への2次利用を求める声は大きくなっている。しかし各項目の形式が各施設バラバラで、一向に進まなかったのがこれまでである。
しかし今や、検査結果、処方などについては、SS-MIXストレージで全国754施設で同じ形式で蓄積されている。一方、各種ケースカードはカルテとの二度手間になる場合が多く、医師をさらに多忙にしている。
今回は、診療情報を構成する各項目について、その現状について解説し、ケースカードをカルテ上で記載し、エキスポートする仕組みのデモをおこない、最後に、症例データベースが機械学習可能となるためのポイントについて概説する。