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第259回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年5月21日(火) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 平塚 純一 |
「がん幹細胞の性状解析に基づく新たながん治療戦略」
慶應義塾大学医学部先端医科学研究所
遺伝子制御研究部門 教授
佐谷秀行 先生
がん組織は、一様の性質を持つがん細胞によって構成されると考えられていましたが、「がん幹細胞」と呼ばれる大本になる少数の細胞と、その細胞から作られる大多数の下流の細胞、つまり女王蜂と働き蜂に相当する階層性のある細胞で構成されていることが分かってきました。このがん幹細胞こそが、各種治療に対して抵抗性を示し、再発や転移の原因になる細胞であると考えられています。私達の研究室では、がん幹細胞の性質を維持するために働いている分子機構を明らかにし、それを標的とした薬剤開発プロジェクトを進めています。講演ではがん幹細胞の概念と、それに基づいて変化すると考えられる今後のがん治療戦略についてお話ししたいと思います。