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第260回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年6月11日(火) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 椿原 彰夫 |
「中国リハビリテーションの現状と展望」
中国リハビリテーション研究センター 主任
首都医科大学リハビリ医学院 院長 教授 李 建軍先生
20世紀半ばの1950年代から、中国のリハビリテーション事業が本格的に開始された。特に80年代以後、急速な発展を遂げており、これまでの伝統的な経験医学から、根拠に基づいた医療(EBM:Evidence-Based Medicine)に転換した。これまでの発展によって、中国におけるリハビリテーション施設の基礎は構築されており、中国国家「第十一次五カ年計画」にある、2015年までには「障害者は誰でもリハビリテーションサービスを受けることができる」という目標を掲げ、それを実現するため日々努力している。
最先端の技術を活用することにより、リハビリテーション医学の中心は、身体構成から機能面を重視し、生物-心理-社会リハビリテーションモデルを基礎として、早期的、積極的、全面的なリハビリテーションの実現を提唱している。近年では、伝統的なリハビリテーション理論と技術とともに、EBMは新しい視点となり障害者のリハビリテーション医療に大きく役立っている。
本講演は、中国におけるリハビリテーションの発展の歴史、現状を紹介した上で、中国におけるリハビリテーションの今後の展望を検討するものであり、中国におけるリハビリテーションの現状が、世界に理解されるための礎となるであろう。