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第271回 川崎医学会講演会
| :: 日 時 | 平成25年9月20日(金) 19:30・20:30 |
| :: 場 所 | 附属川崎病院 東館9階会議室 |
| :: 座 長 | 猶本 良夫 |
「National Clinical Database (NCD)の現状と今後」
国立病院機構九州がんセンター
副院長 藤 也寸志先生
2013年5月現在、NCDには全国3,870以上の参加施設、5,000以上の診療科が参加しており、2011年度のNCDの手術症例数は約120万件に達した。消化器癌に関しては31万件の手術症例が登録され、そのうち12万件が消化器外科医療水準評価項目の詳細な入力が行われている。さらに、厚労科研臨床研究事業の補助を受け、既に実装されている乳癌、膵癌以外の領域（食道・胃・大腸・肝・胆・膵・肺）で臓器別のがん登録も含めたNCDへの搭載準備が行われている。専門医申請システムの構築も含めて、NCDの意義と問題点、今後の展望について概説したい。
