Menu
- トップぺージ
- 講演会予定
- 過去の講演会
├令和6年
├令和5年
├令和4年
├令和3年
├令和2年
├平成31年
├平成30年
├平成29年
├平成28年
├平成27年
├平成26年
├平成25年
・第279回
・第278回
・第277回
・第276回
・第275回
・第274回
・第273回
・第272回
・第271回
・第270回
・第269回
・第268回
・第267回
・第266回
・第265回
・第264回
・第263回
・第262回
・第261回
・第260回
・第259回
・第258回
・第257回
・第256回
・第255回
・第254回
・第253回
・第252回
・第251回
・第250回
・第249回
・第248回
├平成24年
├平成23年
├平成22年
├平成21年
└平成20年
- オンデマンド講演会
過去の講演会
第268回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年8月5日(月) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 本館11階 臨床教育研修センター |
:: 座 長 | 柏原 直樹 |
「「二・五人称の医療」とは?」
大阪大学文学部 大学院文学研究科 倫理学
臨床哲学研究室 教授
浜渦 辰二先生
医療には、サイエンスとともにアートが、キュアとともにケアが必要だと言われる。サイエンスやキュアは、できるだけ人称性を排除するところに成り立つ。できるだけ顔が見ないようにして、三人称としての患者の患部の治療に専念する。それに比べ、アートやケアでは、人称性が問題になり、顔を見ながらそれぞれの物語に向き合うことになる。そのとき、病いと死に直面する一人称、その人の人生に関わる二人称、そういう人称の違いも問題になります。「二・五人称の医療」(柳田邦男)とは何であり、どのようにして可能になるのでしょうか。