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第257回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年4月15日(月) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 樋田 一徳 |
「脳における神経細胞移動」
大阪大学大学院生命機能研究科
特任教授 村上 富士夫 先生
脳の発生期に神経前駆細胞から産み出された神経細胞は、遠く離れた部位まで移動する。その典型的な例が大脳皮質の抑制性介在ニューロンと、小脳前核細胞群を構成する神経細胞である。興味深いことに両者には移動のパターンに共通性はあるものの、最終分布のパターンは対照的である。前者は大脳皮質全体に亙って分布するのに対して、後者は延髄の特定の部位に神経核を形成する。講演では、子宮内電気穿孔法による可視化と、ライブイメージングによって明らかになった移動細胞の動態・移動様式と最終分布の関係に関する我々の研究について紹介したい。