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過去の講演会
第270回 川崎医学会講演会
| :: 日 時 | 平成25年9月18日(水) 教授会・管理者会終了後（16時以降の見込みです） （教授会・管理者会の進行によっては開始時間が前後する場合がありますのでご容赦願います。） |
| :: 場 所 | 別館6階大会議室 （管理者会終了までは、別館６階大会議室前のロビーにてお待ち下さい。） |
| :: 座 長 | 福永 仁夫 |
「慢性ウイルス感染症による中枢神経障害の発症機序」
微生物学 教授 齊藤 峰輝
中枢神経系に生じるウイルス感染症の多くは一般に急性の経過を取ることが多いが、HIV-1、麻疹ウイルス、サイトメガロウイルス、単純ヘルペスウイルス、JCウイルス、HTLV-1等は、エイズ脳症、亜急性硬化性全脳炎、進行性多巣性白質脳症、HTLV-1関連脊髄症などの亜急性もしくは慢性の経過をたどる中枢神経疾患を引き起こす。中枢神経系に感染して病原性を発揮するウイルス感染症の基本原理と発症予防の方策について議論したい。