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第255回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年4月5日(金) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 西松 伸一郎 |
「仮設被災民の健康は大丈夫なのか?
-福島県被災浜通りの放射線被曝や医療の現状と課題-」
医療法人相馬中央病院 放射線対策室
加藤 茂明先生
平成23年3月11日の大地震に端を発した東日本大震災は早くも2年を超えたが、復興は残念ながら半ばにも至っていない。本講演では、復興が難渋する原因/現状について様々な視点から議論したい。演者が籍を置く相馬中央病院は、福島第一原発から約45Kmに位置し、福島県太平洋沿岸相双地区(通称浜通り)の北部の一部である。浜通りは津波の被害に加え、放射線汚染の2重苦を背負っている。この地域での仮設住まいを強要されている被災民移住先公営災害住宅建設の現状と問題を紹介するとともに、急速に悪化している被災民の健康を成人病と骨粗鬆症の観点からの現状と医療の問題、内部被爆の実態(Tsubokura et al.,JAMA2012,JAMA Pediatrics,in press)についても述べたい。本講演を通じ、1人でも多くの医療関係者に被災民への支援に興味を持って頂ければ幸いである。