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第263回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成25年7月2日(火) 17:30・18:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 柏原 直樹 |
「CKDと生活習慣-性差の観点も含めて」
大阪大学保健センター 教授
大阪大学大学院医学系研究科老年・腎臓内科
守山 敏樹 先生
慢性腎臓病(Chronic Kidney Disease: CKD)は、従来の狭義の腎臓病の枠を超えて、1)蛋白尿の存在、2)腎機能低下(GFR<60ml/min/1.73m2)のいずれか一方または両者が3ヶ月以上持続することをもって定義・診断され、その背景因子として高血圧、肥満、糖尿病、脂質異常症、喫煙といった生活習慣病が重要であること知られている。一方末期腎不全の罹病率・有病率において明白な性差が存在し、2011年の透析導入患者38,392人のうち男性25,680人、女性12,712人、またその導入時平均年齢でも男性66.9歳、女性69.7歳であり、腎臓という臓器についても個体と同様、女性は男性より「長生き」であることが分かる。本講演では、CKDと生活習慣の関連についてわが国の健康診断データから得られた知見を中心に紹介し、その観点からCKDにおける性差についても話題を提供したい。