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第281回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成26年1月24日(金) 19:00・20:00 |
:: 場 所 | 附属川崎病院 東館9階会議室 |
:: 座 長 | 瀧川 奈義夫 |
「グローバルスタンダードに則した医学教育」
岡山大学医学部医学科教務委員長
松川 昭博 先生
大学の本分は「人材育成(=教育)」であり、教育の質の保証が重要である。その上で、特色的な取組みをおこない先端教育を実践する必要がある。岡山大学の最近の医学教育改革について紹介したい。 質保証を担保した国の求める一歩先の教育を行い、優れた医師、医学研究者を輩出することを目的として、教育の視点・力点から、①医師になる者としての態度・習慣・コミュニケーション教育、②人間性涵養のための教育、③優れた医師・医学研究者になるための知識・技能修得、④それぞれの局面で知識・技能を「出せる」教育、⑤修得した知識・技量をもとに、創意工夫・創造ができる人材の育成、を行っている。方策として、「何を教えたか」から「何を修得したか」への転換(アウトカム基盤型医学教育)をはかっている。教育の質保証は、国際基準に準拠するという考えのもとに、①参加型臨床実習を全体期間の1/3(72週)とし、②実習前臨床教育を充実し(実技入門、シミュレーション教育)、③効果的な学習体系の確立を目指している。効果的な学習体系として、90分授業から60分授業へと授業時間の短縮による集中力維持(アクティブラーニングの実施)、授業数を減らし考える時間・自ら学習する時間の増加(タスクを課し授業内での評価)、知識・技術修得に対しての効果的な授業手法の採用(PBL/TBL、体験・実習に重点)を実施している。