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第323回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成27年3月13日(金) 19:00・20:00 | |
:: 場 所 | 附属川崎病院 東館9階会議室 | |
:: 座 長 | 猶本 良夫 |
「大腸癌根治術と腹腔鏡下手術」
関西医科大学 外科学講座 消化管外科
診療教授 濱田 円 先生
大腸癌手術では根治性が最重要事項であることは論を待たない. 直腸癌では機能温存との両立がこれに次ぎ, 創長を含めた侵襲の小ささはこの基に成り立つ.大腸癌の根治術は胎生期の腸回転による癒合筋膜を認識しつつ, 腫瘍を含む腸管および腸間膜のパッケージを開封せずに周囲臓器より剥離して, 支配血管を根部で結紮切離し, 腫瘍を含む臓器と所属リンパ節をen-blocに切除することを原則とする. これは直腸癌手術においてはtotal mesorectal excision (TME),結腸癌についてはComplete mesocolic excision with Central vascular ligation(CME+CVL)として世界中で認知されている. 腹腔鏡下手術は,詳細な外科解剖認識によって, この原則を体腔の深部でも正確に実践可能とする技術である. 我々の施設においては, これらの外科解剖認識に基づき, 直腸癌に対する腹腔鏡下手術を行っておりその手技と成績を供覧する.