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第346回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成27年9月3日(木)19:00・20:00 |
:: 場 所 | 附属川崎病院 東館9階会議室 |
:: 座 長 | 瀧川 奈義夫 |
リンパ腫の病理:最近の進歩をふくむ
岡山大学大学院医歯学総合研究科 病理・病態学
教授 吉野 正 先生
疾患単位は、原因、経過、症状、病理的所見等により成立する。WHO分類では、ホジキン病がホジキンリンパ腫となった。非ホジキンリンパ腫にはB細胞性、T細胞性がある。B細胞系は大略各分化段階に対応した診断名が与えられている。一方、T/NK細胞リンパ腫では、臓器単位、細胞形質、関係するウイルスなど種々さまざまな性格により疾患単位が形成されている。研究の進歩により疾患数は増加する。現にWHO分類は膨大な‘疾患リスト’と化している。各疾患の頻度は非常に差異があり、全てを同程度に理解することは難しい。びまん性大細胞型B細胞リンパ腫をひとつの疾患単位とした場合、全リンパ腫の5%程度以上を占めるリンパ腫は自験例では5疾患にすぎない。2001年、2008年にWHO分類が上梓され、本年はちょうど2008年から7年目にあたる。本講演では最近の進歩を含めて概要をお示しする。