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第335回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成27年6月5日(金) 18:00・19:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 塩谷 昭子 |
「臨床研究をはじめよう! でもその前に」
東京大学医学部附属病院22世紀医療センター
関節疾患総合研究講座
特任准教授 吉村 典子 先生
臨床研究とは、病気の予防、診断や原因究明、治療方法の改善等のために、ヒトを対象として行われるすべての研究を指す (東京大学医学部附属病院臨床研究支援センターhttp://www.cresc.h.u-tokyo.ac.jp/site/patients/chikentoha.htmlより引用)。 厚生労働省告示により2009年に施行された「臨床研究に関する倫理指針」においては「近年の科学技術の進展に伴い、臨床研究の重要性は一段と増している。」「最善であると認められた予防方法、診断方法及び治療方法であっても、その有効性、効率性、利便性及び質に関する臨床研究を通じて、絶えず再検証されなければならない。」とされているが、日頃忙しい医師が臨床研究を企画し、実施し、結果をまとめ、適切な形で公表され、医学的エビデンスとなって国民の健康に貢献するまでに至るには、極めてハードルが高いと言わざるをえない。本研究では、医師が臨床研究を企画するときに最も重要な課題である研究デザインに的を絞り解説する。
加えて、コホート研究の例として、運動器疾患の疫学的指標を推定するためのコホート研究ROAD(Research on Osteoarthritis/osteoporosis Against Disability)プロジェクトをとりあげ、病院ではその発生をとらえにくく、進行が遅く、臨床研究を行いにくい運動器疾患や、ロコモティブシンドロームを予防対象としたコホート研究から得られた疫学指標の最新結果を紹介する。