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第361回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成28年4月21日(木)17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 尾内 一信 |
小児医療におけるゲノム解析の有用性
東北大学大学院医学系研究科 小児病態学分野
教授 呉 繁夫 先生
多くの小児疾患の発症には遺伝学的要因が強く働いており、その解明は新しい診断法や治療法の開発に有用な示唆を与える。昨年より全国で開始されたIRUD(initiative on rare and undiagnosed diseases)事業は、診断に苦慮する小児疾患をマイクロアレイ法や次世代シークエンス法のような新しいゲノム解析技術により分子診断を行うプロジェクトである。本講演では、ゲノム解析技術による小児疾患解析の有用性をIRUD東北ブロック拠点病院として東北大学病院での実施例を交えてお話する。