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第439回川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成31年3月29日(金) 18:00・19:00 |
:: 場 所 | 5階カンファレンス室3 |
:: 座 長 | 藤原 由規 |
「1. 外科専門医制度について
2. 胃癌の治療:最近の話題」
名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科 教授
日本胃癌学会理事長
小寺 泰弘 先生
1.日本外科学会専門医の日本専門医機構への移行により専門医制度も新たな局面を迎えようとしている。今回、新専門医制度について解説を行うとともに様々な問題点を論じたい。
2.胃がんの外科治療は歴史的に拡大手術からどんどん縮小の方向に向かっており、古くは大動脈周囲リンパ節郭清(JCOG9501)から脾摘(JCOG0110)、そして今や網嚢切除の意義も否定され(JCOG1001)、ついに大網切除をするかどうかで比較試験が組まれている。一方、補助化学療法は進化しているので、D2をなるべく合併症なくさらっと行い、あとは補助化学療法のコンプライアンスを上げる努力をする流れとなっている。また、内視鏡治療では絶対適応病変、適応外病変に加えて年齢や併存症によるfrailtyを考慮した相対的な適応が設定され、さらには切除標本の所見をもとにした追加切除の適応も相当柔軟な対応が可能となった化学療法ではどのタイミングでMMR/MSI検査を行うのかが一つの焦点である。