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第225回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成23年12月13日(火) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 別館6階大会議室 |
:: 座 長 | 樋田 一徳 |
「大脳皮質の局所神経回路」
京都大学大学院医学研究科高次脳形態学
教授 金子 武嗣先生
大脳皮質のニューロンネットワーク(神経回路網)は、認知・思考・感情・意識などといった高次脳機能を実現しています。しかし、それらの高次機能を可能にしているネットワークのデザインおよびその作動原理は未だに明らかにされていません。私たちは大脳皮質の作動原理を理解する際に最も欠落している要素は局所神経回路網についての情報だと考えています。
今回の講演では、局所回路網を解明するための技術開発と、若干の最近の成果を以下のように紹介したく存じます。
1)ニューロンの情報入出力部位として重要な樹状突起と軸索を、遺伝子工学を用いて可視化する試み。
2)皮質各層の錐体ニューロンから皮質脊髄投射ニューロンあるいは皮質視床投射ニューロンへの局所入力の定量的な解析。