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第214回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成23年7月26日(火) 17:00・18:00 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 柏原 直樹 |
「メタボリックシンドロームと自然炎症」
東京医科歯科大学難治疾患研究所分子代謝医学分野
東京医科歯科大学GCOEプログラム
小川 佳宏 先生
メタボリックシンドロームの基盤病態として慢性炎症が注目されている。
慢性炎症では、長期にわたるストレス応答のために実質細胞と多様な間質細胞の相互作用が遷延化し、適応の破綻により「組織リモデリング」を生じて不可逆な臓器の機能障害に至る。例えば、肥満では脂肪組織に浸潤したマクロファージと脂肪細胞の複雑な相互作用に特徴付けられる「脂肪組織リモデリング」がもたらされる。本講演では、肥満の脂肪組織における「脂肪組織リモデリング」に焦点を当てて、内因性リガンドである飽和脂肪酸と病原体センサーTLR4により誘導される「自然炎症」に関する最新の知見を概説する。
【文献】
- T. Suganami & Y. Ogawa. Adipose tissue macrophages: their role in adipose tissue remodeling. J. Leukoc. Biol. 88: 33-39, 2010.
- 小川佳宏/企画 実験医学(2010年7月号)疾患発症のニッチに潜む慢性
- 炎症の分子プロセス-組織リモデリングから自然炎症の概念まで-