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第217回 川崎医学会講演会
:: 日 時 | 平成23年8月26日(金) 15:30・16:30 |
:: 場 所 | 図書館小講堂 |
:: 座 長 | 紅林 淳一 |
「転写とエピゲノムの共制御機構」
東京大学・分子細胞生物学研究所
加藤 茂明先生
染色体構造調節は、ヒストンコードとよばれる染色体ヒストンタンパク修飾の特異的組み合わせにより規定される仮説が支持されつつあり、エピゲノムの中核のひとつと考えられつつある。エピゲノムは、各種慢性疾患や、再生医学の進展に欠かす事のできない基盤的な知識となりつつある。このようなゲノム情報発現制御におけるヒストンコードの重要性を検証するモデルシステムとして、核内受容体群による染色体構造調節やヒストン修飾の解析は、極めて有用である。本講演では、核内受容体群の転写制御を担う複合体群機能解析(Nature 459, 455, 2009a;Nature, 461,1007, 2009b)の例等を紹介することで、核内受容体による転写とエピゲノムの共制御機構について触れたい。