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第201回 川崎医学会講演会
| :: 日 時 | 平成23年3月18日(金) 16:00・17:00 |
| :: 場 所 | 図書館小講堂 |
| :: 座 長 | 砂田 芳秀 |
「骨格筋幹細胞のリプログラミングと血管ニッチ：筋ジストロフィーの新たな治療法の開発」
Stem Cell Institute, Paul & Sheila Wellstone Muscular
Dystrophy Center, Department of Neurology,
University of Minnesota Medical School
Assistant Professor 朝倉 淳先生
骨格筋の幹細胞であるサテライト細胞は、筋再生に必須である。我々は、骨格筋細胞誘導転写因子MyoDを中心に、サテライト細胞の自己複製と分化の分子機構について解析を紹介する。また、筋ジストロフィーの治療法として、サテライト細胞移植およびサテライト細胞由来の人工多能性幹細胞（iPS細胞）の研究を紹介する。さらに、我々は、血管密度が増加している筋ジストロフィーモデルマウスを作成した結果、筋組織・機能の改善・寿命の延長が確認された。この結果を踏まえ、筋ジストロフィーの新たな治療法である血管新生誘導について紹介する。