Menu
過去の講演会
第541回川崎医学会講演会
日 時 | 令和6年10月7日(月)17:15~18:15 |
場 所 | 総合医療センター5階 カンファレンス室3 |
座 長 | 友田 恒一 |
演 題 | 「何とかしたい咳の話ー咳から見た喘息の治療管理ー」 |
演 者 | 名古屋市立大学大学院医学研究科 呼吸器・免疫アレルギー内科学 講師 金光禎寛 先生 |
咳は医療機関を受診する契機として最も頻度の高い症状の1つである。8週間以上咳が続く慢性咳嗽の有病率は近年増加傾向であり、喘息は慢性咳嗽の最も頻度の高い原因の一つである。喘息は気道の慢性炎症性疾患であり、気道過敏性亢進と気道リモデリングにより気道狭窄が生じ、咳、喘鳴、息切れといった症状を伴う。喘息の咳は気道炎症、気道過敏性亢進のほか、咳受容体感受性の亢進によっても生じる。また、副鼻腔炎や胃食道逆流症は重症喘息にしばしば合併するだけでなく、慢性咳嗽の原因としても頻度が高い。本講演では喘息の咳に対するアプローチを中心に、喘息の治療管理について解説する。
詳細はこちら
※大学院生で講義として受講する場合は必ず教務課(大学院)へ問い合わせてください。